過去を変える前提の話 |
「過去は変えられる」
「過去を変えないと未来は変わらない」
これを理解するための前提知識なのでしっかりと理解して下さい。
文字起こし版も用意したので良かったらどうぞ。
文字起こし版 |
今日は
「過去は変えられる」
「過去を変えないと未来は変わらない」
という話の続きをしていこうと思います。
前回はこれについて、
「どう思いますか〜?」
というざっくりとした質問を添えていたのですが、
結構たくさんの方が返信をくださって、
嬉しかったです。
今日はちょっと長くなりそうなので、
いただいた返信の紹介はまた別の機会にしますね。
今日お伝えする、
「過去は変えられる」
「過去を変えないと未来は変わらない」
ということが理解できると、
無駄にくよくよすることがなくなります。
そして、
理想の未来に向けての行動がしやすくなります。
人は誰だって、
「行動しなければ何も変わらない」
ということは分かっています。
だけど、
分かっていてもなかなかその行動ができない、
というのもまた人間ではないでしょうか?
ではなぜそうなってしまっているのか。
それは、
「過去に縛られているから」
です。
この話をする前に、
まず一つ理解しておかなければいけないことがあります。
それは、
「現実には『今』しかない」
ということです。
これはどういうことかというと、
僕たちには常に今しかない、
僕たちは今にしか存在できない、
ということです。
未来もなければ過去もなくて、
僕たちはずっと常に、今だけを生きています。
これって考えてみたら当たり前ですよね。
時計を見てみてほしいのですが、
あなたは今、その時計の指し示す時間にいます。
今、その1分前にはいないですし、
今、その1分後にもいません。
つまり、
僕たちは常に、今を生きることしかできないんです。
ということは、
未来というのはまだ存在していない、
ということになります。
読んで字の如しですよね。
「未だ来ていない」
のが未来です。
だから未来というのは、
僕たちが生きている「今このとき」には存在していません。
では、
過去はどうでしょうか?
過去は存在しますか?
実は過去というものも
今このときにはもう存在しません。
これも読んで字の如しです。
「過ぎ去った」
のが過去です。
もう去っているので「今このとき」には
存在しないんです。
にもかかわらず、
僕たち人間は、
未来よりも過去に強く存在感を覚えます。
それはなぜか。
意識しているかしていないかは別として、
僕たちは「覚えている」からです。
「つまり過去はどこにありますか?」
という質問の答えは、
「あなたの記憶の中」
となります。
もうすでに実体としては存在していなくて、
あなたの記憶の中にあるもの。
それが過去なんです。
これ、
人によっては結構受け入れがたい考え方なのですが、
ここは一つ「そうなのか」と、
頭を柔軟に受け入れてしまってほしいです。
・僕たちは常に「今」を生きている
・未来というものは常に今は未だ存在していない
・過去というものも常に今現在には存在していない
・過去が存在しているように感じるのは「記憶」があるから
ここまで理解できましたでしょうか?
もしかしたら、
ここまででもうすでに頭がぱつんぱつんになってしまっているかもしれませんね。
なんか、ややっこしい話ですもんね(笑)
なので、
とりあえず今日はこの辺までにしておこうと思います。
・僕たちは常に「今」を生きている
・未来というものは常に今は未だ存在していない
・過去というものも常に今現在には存在していない
・過去が存在しているように感じるのは「記憶」があるから
これが理解できるまで、今日の話を何度も反芻してください。
次回、
「過去は変えられる」
「過去を変えないと未来を変えられない」
このお話の確信に迫っていこうと思います。
お楽しみに!