少数派になろう |
成功したいならば、この発想は必ず必要になります。
「リスクを取らない」ではなく「リスクをどう取るか」を考えられるようになるために、
ぜひしっかりと聞いて下さい。
文字起こし版も用意したので良かったらどうぞ。
文字起こし版 |
前回も非常に好評でした。
「感情をコントロールしなければいけない、そんなの当たり前って思いましたが、改めて言われると全然できてなかったと気づきました」
なんていう感想もいただきました。
ほんと、そうなんですよね。
つい、イライラして、
そのイライラした状態のまま発言したり行動したりして、
それをあとから後悔する、
なんてことは、誰だって経験があると思います。
でも、みんなそうだから、自分もそれでいいや、
なんて考えていたら、
そこから成長することはできないし、
目標を達成したり、理想を実現したりすることも難しくなります。
理想の未来を実現するための道は、
決して甘いものではないはずです。
一筋縄ではいかないこと、
うまくいかないことも、
たくさんあるはずです。
でも、
その度に感情的になってしまっていたら、
自ら成功を逃してしまいます。
冷静に、
「今どうすることが最適だと考えられるのか」
という思考を持つこと。
これが目標達成のため人は大切になります。
さて、
「みんなそうだからそれでいいや」
ではダメなんですよ、
ということをさっき伝えましたが、
今日のテーマはまさにそれです。
今日のお話は、
あえてゲスな言い方をすれば、
ある意味「年収1000万円を実現する方法」
といっても過言ではありません。
結論から言うと、その方法とは、
「あえて少数派になる」
です。
そもそも年収1000万円以上ある人って、
日本国内では5%程度なんです。
これが年収3000万円以上となると、
0.3%程度になります。
もう、この時点でかなり少数派ですよね。
ここから導かれる結論は非常にシンプルです。
それは、
「大衆と同じことをしていたら成功はできない」
ということです。
自己啓発分野のパイオニアとして世界的著名人であったアール・ナイチンゲール氏も、
「大衆は常に間違う」
という言葉を残しています。
つまり、
「みんなと一緒だから安心」
という選択は間違い、ということです。
なぜそうなるのかというと、
成功できない人は、周りに常に流されているからです。
世の中の成功している人ってどうでしょう?
周りに流されるような人っていないですよね?
むしろ、自分を貫き通している人が多いように思いませんか?
なぜそういう人が目標を達成して成功するのかと言うと、
成功のための行動に集中しているからです。
どんな人にも、時間だけは常に平等にあります。
年収300万円の人も年収1億円の人も、
1日24時間であることには変わりがありません。
では何が違うのかと言うと、
その時間の使い方に違いがあります。
成功する人というのは、
本当に大切な行動に時間をさき、集中しているんです。
成功したいならば、
たとえそれが周りの人達と違う行動だったとしても、
勇気をもってそれを続けなければいけない、ということです。
たとえば、
周りの友だちがしょっちゅう飲みに行ったりしていても、
自分は飲みにはいかずに、必要な勉強をする、とか、
周りの同僚が「副業とかやった方がいいよね」と言いながら何もしない中、
自分はいち早く行動に移す、とか、
周りの人が、漠然と貯金する中で、
自分はそれを自己投資に回す、とか。
そういうことです。
こういう、
自分の周りにいる人と違う行動を取るということは、
結構勇気がいることです。
時には、文句を言われたり、邪魔をされたりすることもあるでしょう。
それでも、
あえて少数派になることが大事なんです。
なぜなら、
成功している人が少数派だからです。
「みんなと同じだから安心」
なんていうふうに、満足してはいけないんです。
周りの人に理解してもらえないことだってあるはずです。
でも、そもそもあなたの成功のための行動を、
あなたの周りの人が理解する必要がないんです。
外野の声にいちいち惑わされる必要はありません。
ただ、
人間の心って、そんなに強いものではない、というのも事実です。
少数派になるために、周りの人と違うことをしていく中で、
強い不安に襲われたり、孤独を感じてしまい、
結局行動が続かなくなってしまう、
なんてこともあるはずです。
だからこそ、
非常に大切になるのが「環境」です。
世の中一般にとっては少数派でも、
あなたが成功を掴み取るために必要な行動を、
みんなが当たり前にやっているような「環境」に身を置く、
ということです。
実際、人の心理や行動というのは、
環境に大きく左右されます。
大音量でダンスミュージックがかかっているクラブで勉強するのと、
静かな図書館で勉強するのは、
どちらの方がはかどるでしょうか?
考えるまでもなく、静かな図書館ですよね?
人と違う、少数派な行動が必要だと分かっているのに、
それを継続できない人の多くは、
環境を変えずにそれをしようとしてしまっています。
つまり、
爆音で音楽が流れるクラブで、
みんなが楽しそうに踊っている中で、
勉強をしようとしてしまっているんです。
(これは、たとえ話ですよ?)
みんな、楽しそうに踊ってる。
「一緒に踊らないか」って誘ってくる。
こんなところで教科書を広げてるのは自分だけ。
これじゃ不安や孤独を感じて当たり前だし、
そんな「環境」じゃ勉強を続けるのは難しいです。
だから先に「環境」を変えるんです。
1000人が踊っているクラブを抜け出して、
50人が静かに勉強している図書館に行くんです。
全体から見たら少数派な選択になるかもしれませんが、
そこに行けばみんなが成功に向けての行動をしている「環境」を選ぶと、
自ずと自分自身も成功に向けての行動を継続しやすくなります。
今日のお話は、
「成功したいなら少数派になろう」
というのがメインテーマでしたが、
そのために具体的にすべきこととして、
まず最初に「環境」を選びましょう、
ということをお伝えしました。
参考になれば幸いです。