相手の立場で物事を考える |
今回も、ビジネスで結果を出すため、豊かな人生を送るために、
非常に重要なマインドセットのお話です。
ぜひしっかりと腑に落として下さい。
文字起こし版も用意したので良かったらどうぞ。
文字起こし版 |
このところ嬉しいのが、
「最近またメルマガをたくさん送ってもらえるようになったので嬉しいです」
というお声をいただけたことですね。
しかも、一人ではなく何人もの方から。
今年は、
メルマガ読者の皆さんや、
公式LINEでつながってくださっている方に、
少しでもお役に立てる一年になったらいいなと思い、
文章を書いたり、音声を収録したり、と始めてみたのですが、、、
こうして反応をいただけるとやっぱり嬉しいですね。
「目標設定、やってみましたよ!」
なんていうご報告もいただきましたし、
「確かに無難な目標を設定してました。これからやり直します!」
という意気込みをいただいたり、
「中野さんのメルマガは、他の稼げる系の人と違って地に足がついた本質的なことが学べて嬉しいです」
なんて嬉しいご感想もいただきました。
これからも、
喜んでもらえるようなコンテンツを、
どんどんお届けできたらと思います。
前回は、マインドセットについてお伝えしました。
「未来は自分で作る」
という話でしたね。
自分の未来を運に任せてしまうのではなくて、
運を自分でつかみ取りに行こう、
というお話でした。
人事を尽くして天命を待つのではなくて、
天命を信じて人事をつくし続けましょう、
ということも伝えましたね。
この言葉がとても響いたという連絡もたくさんいただきました。
今日はもう一つ、
「目標達成のための大事なマインドセット」
をお伝えしようと思います。
それは、
「相手の立場で物事を考える」
というマインドセットです。
これは、ビジネスを成功させる上でも、
日常生活を豊かに送る上でも、
非常に重要なマインドセットになります。
要は、
目標を達成し豊かに生きられる人は、
相手の立場で物事を考えられる人。
目標を達成できず、豊かに生きられない人は、
自分の立場でしか物事を考えられない人、
ということです。
例えば、感情のコントロールができない人がいます。
何も考えずに暴言を吐いたり、
相手のことをお構いなしにSNSにひどいことを書いたり、
すぐにカッとなって頭に血が上ってしまったり、
何かと嫉妬をして誰かを傷つけるようなことをしてしまうような人です。
こういう人は、
目標達成のチャンスや、
豊かに生きるチャンスを、
自ら逃している人です。
相手の立場で物事を考えられる、というのは、
別の言い方で言えば、
感情のコントロールができる、とも言えます。
電車の中で大声で言い争いをしている人、
公衆の面前で子どもに向かって怒鳴り散らしている人、
家族に対していきなりキレてしまう人。
こういう人は、
感情のコントロールを失っていて、
周りの人の立場で物事を考えることができない状態です。
いつもいつもそういう状態なのかというと、
おそらくそういうわけではないと思います。
(いつもそういう人もいるのかもしれないけど、笑)
でも、
そうやって相手の立場や気持ちを考えず、
感情のコントロールを失った状態で、
汚い言葉を発したり、乱れた行動を取ってしまえば、
それがその人の評価になってしまいます。
いつもいつも汚い言葉を使っているわけではなかったとしても、
自分自身のコントロールを失ってしまったがために、
ビジネスの大きなチャンスを逃してしまったり、
大切な人を傷つけて修復不可能な状態になってしまったり、
なんていうことは、本当によく聞く話です。
子どもならまだいいんです。
うちの子なんか、
嫌なことがあれば大泣きして喚き散らしたりしますし、
僕におもちゃを投げつけてくることもあります(笑)
まだ1歳ですからね。
自分のコントロールができないんです。
でも、
いまこれを読んでいるあなたは、
おそらく成人している大人でしょう。
であれば、
感情のコントロールを失ってはいけないんです。
だって、
電車の中で大声で言い争いをしている人が目の前にいたら、
あなたはどう感じますか?
きっと、嫌な気持ちになりますよね?
つまりその時、
その言い争いをしている人は、
あなたの気持ちを考えることができていない、
あなたの立場で物事を考えることができていない状態なわけです。
そうやって、
感情のコントロールを失ってはいけませんよ、
ということです。
感情に任せて、衝動的な言動を取ってはいけませんよ、
感情に任せて、暴走した行動を取ってはいけませんよ、
ということです。
それは、
自分に素直に生きる、ということとは、
全く別問題です。
「自分に素直に生きればいいんだ!」
なんて言って、
うちの子みたいに嫌なことがあると大声で泣いて喚き散らしたり、
おもちゃを人に投げつけたりしてはいけないんです(笑)
大の大人がそうやって感情のコントロールを失ってしまっては、
コミュニケーションが破綻して、
大切な人と、良好な関係を築くことが難しくなってしまいます。
これは、
ビジネスのためにも、豊かな人生のためにも、
本当に大事なことなんです。
なぜなら、
目標達成もそうですし、
ビジネスの成功もそうですし、
豊かな人間関係もそうですが、
そういう大切なものは、
実は全て周りの人が運んできてくれるからです。
ビジネスだと分かりやすいですが、
「自分でお金を生み出して自分の財布に入れる」
ということはできないんです。
お金は必ず「お客さん」が運んできてくれます。
「自力で稼ぐ」というと誤解を生みがちなのですが、
自分一人でお金を生み出す、なんていうことは決してできないんです。
だから、
お客さんや周りの人と良い関係を築く必要があります。
そのためには、
感情のコントロールを失わないこと、
そして、
相手の立場に立って物事を考えることです。
ビジネスでは、
相手が欲しい物を提供すれば、
必ず買ってもらえます。
これは相手の立場で相手の気持ちを考えていますよね。
逆に、
いらないと言っているものを無理やり売ろうとしたら、
相手からは嫌がられますよね。
これは相手の立場で相手の気持ちを考えていない態度です。
「相手の立場で物事を考える」
というマインドセット。
これは、
目標達成のため、豊かに生きるために、
とても大切なマインドセットなんです。
特に豊かさを逃してしまうのが、
うまくいかないことがあったりして、
怒りを感じた時です。
怒りを感じた時に、
その感情に任せて言葉を発したり行動したりすると、
大抵は悪い結果になり、後悔することになります。
なので、怒りを感じたときには、
「間を置く」ようにしましょう。
例えば、その時立っているならば、
一旦椅子に座ってみましょう。
座った方が感情が落ち着きやすくなります。
勢いで言葉を発してしまいそうになったら、
一旦飲み込んで
「少し冷静に考えよう」とか
「ちょっと考えさせてほしい」
と言いましょう。
怒りに任せてメールやLINEを書きそうになったら、
その文章は一晩寝かせましょう。
翌朝になってその文章を見て
「なんてものを送ろうとしていたんだ」
なんて思うようなこともあるはずです。
うまくいかないことがあって、怒りやイライラを感じたら、
「ムカつく!」「イライラする!」と思うのではなく、
「今自分は、怒りを感じているな」
「今自分は、イライラを感じているな」
と、少し自分を客観視してみましょう。
怒りやイライラを否定するのではなく、
それを客観視するだけで、
暴走しそうな感情のコントロールをしやすくなります。
自分の感情のコントロールができると、
周りを広い視野で冷静に見れるようになり、
相手が何を求めているのかが見えやすくなってきます。
つまり「共感」です。
これこそが、相手の立場で物事を考える、ということです。
これができれば、
ビジネス的にも相手のニーズに答えることができ、
喜ばれ、お金も稼げるようになりますし、
プライベートでも豊かな人間関係を築けるようになります。
今年の目標達成のために、
「相手の立場で物事を考える」
ということをぜひ意識してみて下さい。